どんな財産(遺産)が相続税の対象となるのか?をわかりやすく解...
相続財産は、現預金や不動産などのイメージしやすいものだけでなく、債権(金銭などの支払いを求めることができる権利)、借金など負の財産も含まれ、多岐に渡ります。そのため相続が発生すると、どのようなものが相続財産(遺産)に該当するのか悩む方は多いようです。 一方、相続財産ではあるものの相続税上は非課税となるものや、民法上は財産には該当せずとも、相続税の対象となる「みなし相続財産」といった例外もあ...
相続が発生した時に必要な書類は?手続きに沿って確認していきま...
相続が発生した際は、様々な手続きを行う必要があります。中でも多くの方が直面する課題が書類収集です。お一人おひとりご相続の状況は同じでないため、取り寄せる書類が異なります。「書類収集が思うように進まず、申告期限を過ぎてしまった」「申告書に添付する書類に漏れがあった」などのトラブルも報告されています。 そのような事態を防ぐため、今回はどのような書類が相続の際に必要になるのかを詳しくお伝えします...
令和2年も残り2カ月余りとなりました。12月(又は1月)になると給与所得者の方は会社で年末調整を行うことになりますが、本年から「基礎控除の引き上げ」と「給与所得控除の引き下げ」が実施されます。基礎控除については、昨年まで38万円だったものが原則として48万円に増額されます。一方、給与所得控除については原則10万円引き下げられますので実質的な影響はありません。しかし、高所得者については、給与所得...
令和3年分確定申告からマイナポータルを利用すると医療費控除の手続きが簡素化される予定です。令和3年からマイナンバーカードが健康保険証として利用できるようになります。また、医療費控除に必要なデータをマイナポータルから取得し、e-taxに反映することが可能となります。書面で申告する場合などは、従来通り領収証を添付することになります。医療費控除を受けるには、集計や保管など管理が大変でしたので、簡素化される...
民法(相続法)改正により、相続人以外の親族が被相続人の療養看護等を行った場合に、相続人に特別寄与料の支払いを請求できることになりました。それに伴う相続税の課税関係が国税庁より公表されました。・特別寄与料が確定していない場合 相続税の課税関係は生じません。・特別寄与料が確定した場合 特別寄与料の支払いを受けた者は、確定した特別寄与料に相当する額を遺贈により取得したものとみなされ、相続税の対象にな...